なつめドライフルーツの効能や栄養と副作用は?

なつめドライフルーツの効能
「なつめ」という果実を御存知でしょうか。

中華料理や漢方、韓国料理の参鶏湯などにも使われていていますね。

生で食べても乾燥させてドライフルーツにしても、とても栄養効果が高いことで知られています。

そこで、なつめとはどのようなものなのか、含まれる栄養やどんな効能があるのか、1日の摂取量と副作用などについて紹介していきます。

なつめを食べる習慣がない方にも、そのパワーを知っていただければ幸いです。

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なつめとは

なつめドライフルーツの効能の前に簡単に「なつめ」についてお伝えします。

なつめとは、中国からアジア西部に多く生息する、クロウメモドキ科の低木の落葉樹です。

名前は似ていますが、なつめとナツメヤシ(デーツ)とは全くの別物です。

なつめは、果実の両端に2本の棘(とげ)をはやして、自分で鳥や虫などの外敵から身を守っている防衛能力の非常に優れた植物です。

なつめを漢字で書くと「棗」、棘という漢字を縦に並べた形で、棗の漢字の由来ともいわれています。

初夏に芽吹いて花を咲かせることに由来して「夏芽」と書くという説もありますが、どちらも間違いではないでしょう。

日本では「万葉集」に記されたのが初めてで、奈良時代に中国から渡ってきたものとみられています。

平安時代の「本草和名」という薬学書に記載されていて薬として用いられていました。

ですが、ごく普通に家の庭に植えられていたために、当時は生でそのまま食べられることが当たり前の果物だったのです。

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なつめドライフルーツの効能は?

中国では3000年以上も前から珍重されていたと言われる「なつめ」

世界三大美女の一人である楊貴妃が「1日に3粒の棗(なつめ)を食べることで老いを防ぐ」と、好んで食べていたことで知られています。

実際に乾燥なつめは「大棗(たいそう)」という名前で漢方薬にも用いられるほど栄養効果の高い食品なのです。

いったいどのような栄養が含まれていて、私たちの身体にどのような効果があるのでしょうか。

まず、副腎皮質ホルモンを作り出す手助けをしてくれるパントテン酸が含まれていることに注目しました。

副腎皮質ホルモンは抗ストレス作用をつかさどるホルモンで、現代社会では避けて通ることの難しいストレスを軽減したり、心の安定を保つのに役立つ大切な栄養です。

パントテン酸は様々な食品に含まれているため、普通の食生活をしていれば不足する栄養素ではありません。

ですが、カフェインやアルコールを多く摂取すると消費されてしまうともいわれていますから、ある程度は意識して摂りたい栄養素とも言えます。

また、うつ病や不眠症などに効果があると期待されているオレイン酸アミドという成分も含まれていています。

なつめドライフルーツは心の健康をサポートしてくれる強い味方になってくれそうです。

また、パントテン酸には代謝アップ効果もあり脂肪燃焼も期待できるうえ、なつめドライフルーツには食物繊維も豊富ですから老廃物排出を助けるなど、ダイエットにも役立つ食品です。

他にも含まれているサポニンは脂肪の蓄積を防いでくれる効果があり、コレステロールや中性脂肪抑制も期待できる成分です。

抗酸化作用の高い栄養素も豊富ですから、身体だけでなくお肌の老化防止にも効果的で、なつめドライフルーツのアンチエイジングパワーは様々な方面から私たちの健康をサポートしてくれそうです。

さらにもう一つ、貧血にも効果が期待されています。

というのも、血液を作り出すために必要な鉄分や葉酸も含まれているからです。

鉄分が多いドライフルーツのプルーンが100gで1.0mgですが・・

ドライフルーツのなつめの鉄分は、100gで1.5mgとプルーンより多く含まれています。

私たちの身体を作るカルシウムも含まれるなつめドライフルーツは、現代の私たちをサポートする救世主と言えるかもしれません。

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なつめドライフルーツの栄養

なつめ100g当たりの栄養素の数値(乾燥)ですが、

食品成分 栄養価
エネルギー 287kcal
タンパク質 3.9g
脂質 2g
炭水化物 71.4g
カリウム 810mg
カルシウム 65mg
マグネシウム 39mg
鉄分 1.5mg
ナイアシン 2.3mg
葉酸 140μg
パントテン酸 0.86mg
食物繊維 12.5g

しかし、どんなに身体に良いからと言ってもたくさん食べれば良いというものでもありません。

次に1日の摂取量と副作用について解説します。

なつめドライフルーツ1日の摂取量と副作用とは?

中国では、「桃」「すもも」「あんず」「なつめ」「栗」の5つを「五果」と呼び、人の五臓の働きを助ける果物としてあつかわれています。

それほど注目度の高いなつめドライフルーツですが、1日にどれほどの量を食べられるのでしょうか。

楊貴妃は「1日3粒」で美と健康を維持していたそうですから、5~10粒を目安にすると良いでしょう。

副作用ですが、

気になるなつめドライフルーツのカロリーは、100gあたりおよそ287kcalで、1粒にするとだいたい7kcalほどです。

思ったほど高カロリーではありませんが、食べやすさもありついついたくさん食べてしまいがちです。

また、なつめの糖質は、100gあたり58.9g

あまり多く食べると糖分を摂り過ぎることになってしまいます。

また、食物繊維が豊富で、食べ過ぎは下痢を引き起こします。

ごぼう(ゆで)の食物繊維は、約6gに対してなつめドライフルーツの食物繊維は、12.5gと約2倍含まれています。

まとめ

 一般的に、ドライフルーツは生のものと比較しても栄養価は3倍から、多いもので10倍もあると言われています。

生の果物を乾燥させて作りますから、水分と一緒にビタミンなどの栄養は多少減ってしまいますが、ポリフェノールや食物繊維などが増え、抗酸化作用も高くなるという素晴らしい効果もあるのです。

なつめドライフルーツは美容大国であるおとなり韓国ではお茶や料理に積極的に使われる食材です。

これからの食生活の中になつめドライフルーツを取り入れて、輝くような健康な身体を手に入れてください。

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