日本でもブームになった「カヌレ」というお菓子をご存じですか?
見た目は茶色く、手のひらに収まるくらいの愛らしい形をしているのですが、
外はカリッと中はしっとりした食感で、優しい甘さがとても美味しいのです。
- カヌレの1個のカロリーや糖質は?
- カヌレの味や食べ方は?
- カヌレの意味や歴史は?
こちらをご紹介いたします。
カヌレの1個のカロリーや糖質は?
カヌレのカロリーですが、1個(83g)あたり183㎉となっています。
そして、糖質は25g
1個でこのカロリーですから、2~3個食べたら一食分のカロリーに相当します。
一度に何個も食べるのは避けた方が良いでしょう。
一日の間食に適したカロリーは約200㎉です。カヌレ1個分が妥当です。
しかし、マドレーヌ(100gで420㎉)やマカロン(100gで377㎉)などより、
カロリーが少ないカヌレはダイエット向きに思われがちですが、そうはいかないのです。
カヌレの腹持ちは?
糖質は25gで、カロリーに比べて糖質が高めです。
しかも脂質が少ないので、腹持ちが良くありません。
カヌレの糖分と脂質はエネルギーとしてすぐに使われてしまうためです。
カヌレの栄養素はタンパク質3.1g、脂質4.3g、炭水化物25.1g、食物繊維0.2gとなっています。
食物繊維も少なめなので、お腹に溜まらないのです。
我慢して1個にしたのに、後でお腹が空いて他のものを食べてしまってはどうしようもありません。
カヌレを食べても太らないようにするには?
カヌレを食べても太らないようにするには、
カヌレを手作りする場合、材料をアレンジすると良いでしょう。
砂糖の量を減らしたり、ハチミツで代用すると良いでしょう。
牛乳を豆乳にするのも良いです。小麦粉をおからや大豆粉にするのも、腹持ちがアップして良いですよ。
また、食べるときに生クリームを添えると良いでしょう。
生クリームの脂質は腹持ちを良くさせます。
その際に、生クリームの砂糖は控えめか入れずに作ると、なお良いでしょう。
カヌレの味は?
カヌレを焼くためのカヌレ型には、12の溝が付いています。
この型に蜜蝋を塗って焼くことで、砂糖がキャラメル化し、外側が香ばしくカリカリッとした食感に仕上がります。
その一方で中は素晴らしく柔らかい、もっちりしっとりとした食感になります。
バニラの香りも良く、甘いお菓子です。
この異なる食感がカヌレの魅力です。
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カヌレの食べ方は?
食べ方ですが、軽くオーブントースターで焼いて、
焼き立てのカヌレのカリッと感を復活させるのが、おすすめの食べ方です。
温め方は予熱していないオーブントースターで3~5分加熱するだけ。
表面のカラメルがカリッとし、焼き立てに近い食感を味わえます。
同じ部分に長く熱が当たると焦げるので、途中で向きを変えながら温めるのがポイントです。
電子レンジで温める場合は、冷凍のカヌレの場合は1時間ほど冷蔵庫で自然解凍し、
その後に電子レンジで30秒から1分温めると、しっとりした食感になります。
カリカリが好きな方はオーブントースターで、しっとりが好きな方は電子レンジで温めてみて下さいね。
食べ方ですが、
- 溝に沿ってフォークとナイフで切り離す
- カジュアルに手で食べる
の2通りがあります。
日本では珍しいカヌレですが、フランスでは紙袋に入れて袋売りしているところも多いです。
そのまま紙ナプキンなどに包んで、手で持って食べても良いのです。
また、トッピングをして食べるのも美味しいです。
- 生クリーム
- アイスクリーム
- チョコレート
- フルーツ
- ナッツ類
などを乗せて食べるのも良いでしょう。
カヌレにはラム酒も入っているので、ナッツ類との相性も良いですよ。
カヌレの意味?
カヌレはフランスの伝統的なお菓子で、カヌレ型という小さな型に入れて焼きます。
正式名を「カヌレ・ド・ボルドー(cannele de Bordeaux)」と言います。
カヌレとは「溝のついた」という意味で、見た目そのままのネーミングになっております。
フランスのボルドーの女子修道院で古くから作られていたため、ボルドーの名前が付いています。
ワイン造りで有名なボルドーでは、ワインの澱を取り除くために卵白を使用しており、
大量の卵黄が余ってしまったことから、利用方法としてカヌレが考案されたと言われています。
また、港町としても栄えていたボルドーには、
当時フランス領であったカリブ海のラム酒、マダガスカルのバニラが持ち込まれていました。
修道院には養蜂により採れる蜜蝋があり、カヌレを作る条件が集まっていたのです。
カヌレの歴史は?
1789年のフランス革命で修道院は迫害を受け、
カヌレに関する資料も失われてしまったため、ボルドーの女子修道院を発祥とする明確な根拠はありません。
今も詳しい歴史については、明らかになっていないのです。
カヌレの主な材料は、牛乳、ラム酒、バター、砂糖、小麦粉、全卵と卵黄、バニラエッセンスです。
これらを混ぜ合わせ、生地を寝かせた後に蜜蝋(あるいはバター)を塗ったカヌレ型に生地を流し込んで、オーブンで焼き上げます。
個性的なお菓子の割にはとても簡単で、材料と型があれば家庭でも作れます。
まとめ
カヌレの1個のカロリーや糖質は?腹持ち悪い?についてご参考になったでしょうか。
日本でも1995年にブームが起こり、今や有名専門店もあるほどのお菓子、「カヌレ」
あのカリカリフワッとを、ぜひ味わってみてくださいね。
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