皮まで食べられる美味しい「シャインマスカット」
大人気ですね。
種もなく皮がパリッとして食べやすく、ついつい手が出てしまいます。
こんなに甘いと、カロリーや糖質が心配になりますね。
そこでシャインマスカットのカロリーや糖質・栄養などについてお伝えします。
シャインマスカット一粒一房のカロリーは?
シャインマスカットの一粒のカロリーは
平均サイズの一粒約8~12gとして約5~7.8キロカロリーです。
といってもピンときませんよね?
他のブドウのとの比較ですと
大粒ぶどうの代表的な巨峰は、一粒約10~16gで約6~9キロカロリー
種なしで皮ごと食べられるぶどうと比較すると
シャインマスカット・・一粒約8~12g→約5~7.8キロカロリー
緑系のぶどう
瀬戸ジャイアンツ・・一粒は15~20g→約8.8~12キロカロリー
黒系のぶどう
ナガノパープル・・一粒10g~15g→約6~8.8キロカロリー
赤系のぶどう
甲斐路(かいじ)・・一粒約9~16g→約5~9.5キロカロリー
そんなにシャインマスカットのカロリーが高いわけでもないのです。
シャインマスカットは水分が多くジューシーなので、甘い割にはカロリーが少ないのです。
巨峰・瀬戸ジャイアン・ナガノパープル・甲斐路は、100gで59キロカロリー
シャインマスカットは、100gで64キロカロリーと少なめです。
シャインマスカット一房ですと約300gで約192キロカロリー。
おにぎり一個分位です。
あの見事な房を食べてもおにぎり一個分…。と思うと、シャインマスカット食べ放題にも気合が入りますね。
ただし、シャインマスカットでも大きいものは一房700g以上のもあります。
そうなると、一房で醤油ラーメン一杯の約450キロカロリーになります。
食べすぎには、注意して下さい。
シャインマスカットの糖質
シャインマスカットの糖度は高めで、18~20度あります。
ぶどうの平均値が16度なので、かなり甘いですね。
シャインマスカット一粒8gの糖質は、約1.5~1.6g
一房300gとすると約54~60g
そのため、糖尿病や糖質ダイエットを行っている方には向きません。
ただ、粒自体が大きいので、小腹には4~5粒ほど食べればお腹がいっぱいになります。
甘いので満足感もあり、カロリーも低いので、ほどほどに食べればダイエット向きと言えます。
そして、糖度といってもシャインマスカットの糖はブドウ糖なので、消化吸収が良く体内ですぐにエネルギーに変換されやすいです。
疲労回復に効果的です。
また、神経活動にブドウ糖が使われることから、血中にブドウ糖があると記憶力を上げる効果があります。
ぶどう糖は脳で唯一のエネルギーになるので、朝、ボ――としていて頭の働かない時に、良いですよ。
シャインマスカットで良い一日のスタートを切りましょう!
シャインマスカットの栄養
シャインマスカットの主な栄養素ですが、
- タンパク質
- 脂質
- 炭水化物
- 食物繊維
- カリウム
- ビタミンB1
- ビタミンB2
- カルシウム
となっております。
ビタミンB群は消化を助け、糖質の吸収を促します。
カルシウムは骨や歯を作り、イライラを鎮めます。
そしてブドウ品種に含まれる「ポリフェノール」はアンチエイジング効果があります。
そして血行を促進し、動脈硬化からくる生活習慣病を予防します。
特に皮に含まれているので、皮が極端に薄くてそのまま食べられるシャインマスカットは、効果的!
美容効果も期待できますね。
そして、シャインマスカットにはポリフェノールの一種である、レスベラトロールが入っています。
強い抗酸化作用があり、活性酸素を除去する働きがあります。
生活習慣病やガンの予防、食物アレルギーなどの抑制にも効果があります。
シャインマスカットの時期や特徴
市場に出回るのは初夏から秋までですが、シャインマスカットの旬は8~9月とされております。
ハウス栽培のものは7月から、露地栽培のものは8月から出始めます。10月初旬まで出回ります。
シャインマスカットの特徴ですが、
2006年に品種登録された、比較的新しい種類の葡萄です。
名前から海外のもの?と思われがちですが、日本の葡萄です。
ブドウ安芸津2号と白南との交配種として誕生しました。
キレイな黄緑色の皮と甘い果実が魅力的です。香りも良く、マスカット由来の高貴な香りがします。
皮が薄くて種もないので、そのまま食べることができます。お子さんにもおススメです。
主な産地は
- 山梨県(28%)
- 長野県(26%)
- 岡山県(12%)
となっております。
シャインマスカットが、これからドンドン広まっていくと良いですね
シャインマスカットの食べ方は?
シャインマスカットは水洗いして、そのまま食べられます。
食べる直前にざっと房ごと水洗いします。
ブドウの皮についているブルームという白い粉のようなものがブドウの鮮度を守っているので、洗ってからの保存は劣化を誘います。
必ず、食べる直前に洗ってください。
もちろん、皮が苦手な方は剥いて食べることもできます。
うっかり保存前に洗ってしまった!という時は、茎を2~3㎜のところでカットして水洗いしてください。
房から実を外してしまうと、粒の上部の皮に穴ができてしまい、そこから果汁が漏れて傷みが早くなります。
また、ブドウの粒が重なり合うと下の粒が傷みやすくなります。茎をカットして重なり合わないように保存すれば、痛みが少ないです。
3~5日で食べきるのがベストです。
冷凍でしたら、1か月持ちます。香りは飛んでしまいますが、シャリシャリとした食感はシャーベットのようでおススメです。
冷蔵庫で2~3時間冷やすと食べ頃になります。
食べる30分前に冷蔵庫から出しておくと、より甘みが強く感じられます。
そしてブドウは房の上部の粒が、より甘みが強くなるので、房の先の方から上に食べ進んでいくと最後まで美味しく食べられます。
まとめ
シャインマスカットの一粒のカロリーと糖質などについてはご参考になったでしょうか
そのまま食べられる、甘い、良い香りと3拍子揃ったシャインマスカット。
なんとこのシャインマスカットを基にした品種改良も日本各地で進められているそうですよ。
楽しみですね。
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