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琥珀糖の手作りの賞味期限や保存方法は?

琥珀糖の手作りの賞味期限は?

美しい色合いの、まるで宝石のような「琥珀糖」

暑い時期に和菓子屋さんのショーウィンドウに並んでいるのを見ると、

ガラスのような涼やかさと透き通った涼しげな様子に、ついつい手を伸ばしたくなってしまいます。

しかもこの「琥珀糖」なんと手作りできるのです。

ただ、手作りのものは早く賞味期限が切れそう…。

そこで

  • 琥珀糖の手作りの賞味期限や保存方法は?
  • 琥珀糖の作り方

などについて解説していきます。

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琥珀糖の手作りの賞味期限や保存方法は?

琥珀糖の手作りの賞味期限は、常温で状態が良いと2~4週間は日持ちします。

市販の琥珀糖も同じ位です。

琥珀糖は、糖度が高いので日持ちします。

しかし、暑い時期の常温ですと、いかに糖度の高い琥珀糖でも傷みます。

作る際にしっかり乾燥させ、夏はエアコンの効いた部屋で保存した方が安心です。

ただ、琥珀糖は出来上がったら基本的に早めに召し上がることをおススメします。

琥珀糖は和菓子の半生菓子や干菓子に分類されているので、常温保存でも約2~3週間しか持たないと思って良いでしょう。

ひび割れなど状態が悪いと、カビが生えることがあります。

保存方法は基本的に、高温多湿を避け常温です。

常温保存で、外はシャリ、中はとろっとした食感が味わえます。

冷蔵庫で冷やして食べるのは問題ないですが、

冷蔵庫に入れて保存​すると琥珀糖の表面に水滴が付き、カビの発生原因になります。

冷凍保存は可能です。

山梨の金精軒「琥珀糖ミント」は、冷凍庫でキンキンに冷やすことをおすすめしています。

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琥珀糖の作り方は?

お家でも作れる琥珀糖ですが、なかなかうまく固まらない、ということもあるようです。

まずは作り方をご説明いたします。

材料ですが

  • 糸寒天・・5g
  • 水・・200g(1カップ)
  • グラニュー糖・・300g
  • 食用色素少々

粉寒天でも作れますが、糸寒天の方がより透明感が感じられます。

食用色素がなくても、かき氷シロップがあれば、代用できます。

特にかき氷シロップがあれば、香りもプラスされて良いですよ。

琥珀糖の作り方

  1. 糸寒天をたっぷりの水に浸しておく約2時間
  2. 鍋に水、糸寒天を入れてよく溶かし、砂糖をいれる。中火にかけてブクブクと泡が出てきたら吹きこぼれない程度に火を弱めます
  3. 弱火で焦げないように注意しながら、スプーンでかき混ぜてすくい上げた際に糸を引くようになるまで煮詰めてください。その後、バットなどの型に流します
  4. 食用色素などで色水を作って、型に混ぜます。水小さじ1に対して、食用色素を耳かき1杯以下です
  5. 冷蔵庫で1時間ほど冷やします
  6. 固まったら、包丁で好きな大きさに切り分けます。手でちぎっても良いです
  7. 数日~1週間程度、風通しの良いところで、時々ひっくり返しながら乾燥させます

これで出来上がりです。

食用色素を2色以上混ぜると、違う色ができます。

マーブル模様にするもよし、グラデーションや2色使いなど、お好みの色に染めてくださいね。

琥珀糖が乾燥して結晶化し、べとべとしなくなったら出来上がりなのですが、普通に自然乾燥して3日かかるところを、梅雨や夏の湿気の多い時期には、10日ほどかかることもあります。

琥珀糖を早く乾かすには?

琥珀糖を早く乾かすには

  • グラニュー糖をまぶして結晶化を早くする
  • 粗熱が取れ次第、冷蔵庫で冷やす
  • 食品乾燥機(フードドライヤー)
  • うちわ・扇風機
  • 夏はクーラー、冬はヒーターの近くで乾燥させる

などが有効です。

また、作り途中の工程でも、乾燥の度合いが出ます。

寒天と砂糖を煮詰める際には、しっかり煮詰めると結晶化も早いです。

煮詰め時間が少ないと、その分水分が多いので、乾燥に時間がかかります。

食品乾燥機(フードドライヤー)がおすすめですが、ない場合は、うちわ・きれいに掃除した扇風機で代用できます。

クーラーなどで風を起こして乾燥させる際に、ほこりが気になる場合は、フードカバーをかぶせると良いです。

通気性も保ちつつ、琥珀糖をほこりから守ってくれます。

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琥珀糖が固まらない原因は?

手作りのお菓子を作っている際に怖いのが、失敗ですよね。

琥珀糖が固まらない!ということが、あると思います。

理由は

  • 砂糖の量が少ない
  • 砂糖を入れる順序が違う
  • 煮詰め具合が足りない
  • かき混ぜすぎる
  • 食用色素を入れる際に、しっかり混ぜていない
  • 室温が高すぎるか、低すぎる

ということがあります。

まず、砂糖の量が少ないと、同時にそれは水分の量が多いということです。

砂糖は特にグラニュー糖を使った方が、結晶化しやすいのでぜひお使いください。

そして、寒天をしっかり溶かししっかり沸騰した後に砂糖を入れましょう。

やってはいけないのが、寒天と砂糖を一緒に溶かすことです。
それでは固まりません。

砂糖を入れてから、かき混ぜすぎると、寒天の凝固力が弱くなり、固まりにくくなります。

煮詰め具合が足りなくても、水分量が多くて固まらない一因になります。

食用色素をしっかり混ぜないと、それも固まらない原因になります。

食用色素を入れる際には寒天液に入れて少し煮込むか、少量の水で溶いて先に入れてください。

ここまでやっても固まらない場合は、室温が高すぎるか低すぎるか、どちらかに原因があります。

調理する際は、エアコンなどで部屋の温度は一定に保ちましょう。

砂糖の量が足りずに固まらなかった場合、グラニュー糖をまぶすと、結晶化が進みます。

失敗された際には、ぜひお試しください。

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まとめ

琥珀糖の手作りの賞味期限や保存方法は?などについてはご参考になったでしょうか。

あのきれいな「琥珀糖」が家で作れるなんて、嬉しいですね。

煮込んだり、乾燥させたりと手間もかかりますが、その分完成した時の喜びもひとしおです。

あの美しい宝石のようなお菓子を見ているだけで心が浮き立ちます。

ぜひ、まるで宝石のような琥珀糖を作ってみてくださいね。

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