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デーツの種類や特徴は?保存方法もご紹介!

デーツの種類や特徴

デーツをご存知でしょうか?

ナツメヤシの実の事で、ドライフルーツとして人気が高いです。

デーツは、甘くて美味しいのに、身体に良い栄養素がぎっしり入っているのです。

主に中東やアメリカで生産されています。

日本で一般に売られているものは加工してドライフルーツにしたものです。

干し柿のようなねっとりとした食感と、強い甘みが特徴です。

しかもドライフルーツにありがちなクセや臭いもありません。

実はデーツは、世界で3,000を超える品種があって、いろいろな食感や味が楽しめるのですよ。

そんな美味しいデーツの種類や特徴について、詳しくご紹介いたします。

デーツの種類

日本で流通しているデーツの主な種類

マジョール種・リグレット・ノア種・ピアロム種・サイヤー種

カラース種・ハラウィ種・ハース種・スタメラン種・クナイジ種

ファード種・ファルコン種・ザヘディ種・ブラックアバタ種
などです。

品種やグレードにもよりますが

  • アメリカ産の方が水分が多くねっとりしている
  • 普段使いに食べるなら、あっさり目の中東(イラン産など)のデーツ

と、いうように分けられるます。

個人的な好みもあるので、いろいろ食べ比べてみると良いですね。

デーツは、そのまま食べるのが美味しい食べ方です。

紅茶やナッツによく合いますので、お茶請けとして召し上がってください。

甘すぎてちょっと…、という方には、塩気のあるナッツ類と組み合わせても美味しいです。

ただし、デーツの食べすぎには、注意が必要。

デーツは、高カロリー・高糖質です。

デーツの効能!副作用や1日の摂取量は?をご参考にして下さい。

デーツの種類別に特徴についてお伝えしていきます。

マジョール種

マジョール種はデーツの中でも大粒で甘みが強く、しかも上品な味わいです。

小さめの他のデーツに比べて、2~3倍ほどの大きさがあります。

デーツの王様とも呼ばれています。

本場の中東でも人気が高く、ヨーロッパの富裕層、アラブの富裕層にも出荷されています。

アメリカのカリフォルニアでも生産されています。

大粒の楕円形をしておりますが、実に比べて種は小さめです。

甘いので、お菓子作りやシロップ造りに用いるのにも良いです。

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リグレット・ノア種

マジョール産に比べると小さめです。

やや細長い形をしています。

あっさりとした甘さとしっとりした食感が特徴です。

種抜きのものが多いです。

こちらもアメリカ産のものが多いです。
他にイラン産があります。

表面に光沢があり、少し乾燥してパサッとした食感があります。

ピアロム種

ピアロム種はハジアバード地域以外では栽培されない最高の品種で、収穫量も少なく高価です。

上品な香りが特徴です。

グミを思わせる弾力があります。

固めの実なので、洗うことができます。

スッキリした甘さなので、甘すぎるのが苦手な方にもおススメです。

サイヤー種

コクがあり、黒砂糖のような甘さがあります。

デーツの中でも、甘みは強い方です。

噛めば噛む程、甘さが口の中に広がります!

外皮が少し硬く、中は水分量が多くてしっとりとした食感です。

羊羹に似ています。

比較的小粒で種がなく、食べやすいです。

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カラース種

サイヤー種よりも柔らかく濃厚でまろやかな甘さでキャラメルのような味が特徴

くせの無い味が特徴

ハラウィ種

「ハラフィ」とはアラビア語で「甘い」という意味です。

程良い甘さで、酸味とのバランスが良いです。

ハース種

デーツの中でも小ぶりな種類です。

少しドライな感じで、甘みもあっさりしています。

デーツの中でも比較的丸い形をしています。

スタメラン種

ピアロム種とハース種の中間の固さ。

繊維質であっさりとした甘さです。

小ぶりでちょっとパサッとした食感があります。

クナイジ種

色が黒っぽい品種。

サイヤー種よりも柔らかく甘い。

干し柿のようなねっとり柔らかい食感と黒糖のよう風味が特徴。

ファード種

甘さ控えめで歯ごたえがあり、すっきりした後味が特徴

光沢があるのも特徴です。

ファレコン種

日本に入ってこなかった珍しい品種。

細長い形。

濃厚ねっとり、固めの歯ざわり。

ザヒディ種

金色で丸みがあり、ゴールデンデーツとも言われています。

小粒でも、甘み・コクがあります。

果肉は固めでドライ感。

ブラックアバタ種

珍しい品種のデーツ、黒い宝石とも呼ばれています。

色が黒っぽく長細い形。

糖蜜とカラメルのような味ですが、しつこい甘さではないです。

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デーツの保存方法は?

実際にデーツを食べてみよう…と買ってきたはいいものの、馴染みのない外国の果実、どう扱っていいのか、迷いますね。

ドライフルーツだし、長期保存はできそうですが、どうすれば良いのでしょう?

デーツの最適な保存方法は、冷蔵庫保存です。

乾燥剤などとともに一緒に密封状態で冷蔵保存してください。

ジップロックなどに入れると良いです。

ドライフルーツとはいえ、開封した際に空気に触れてしまうとそこから劣化が始まってきますので、空気に触れないようにして、冷蔵庫に入れてください。

開封前のデーツでしたら、常温保存が可能です。直射日光、高温多湿を避けて冷暗所に保存してください。

ちなみに、冷凍してしまうと繊維が壊れて風味が落ちるので、おすすめしません。

冷凍庫には入れないでください。

野菜室も湿度が高いので、乾燥品であるドライフルーツの保存には不向きです。
おススメできません。

そのまま保存したまま忘れていて、あれ?腐っている?と思った時は

  • 酸っぱい匂いがする
  • 変色している
  • カビが表面に生えている

などがありましたら、食べるのはあきらめましょう。

また、冷蔵庫に入れている際に、他の食品と保管すると匂いが映ってしまうことがあります。

風味が落ちるので、こちらも処分したほうが良いでしょう。

デーツが余ってしまって長期保存したい場合、アルコール漬けにするのがおススメです。

  • ブランデー
  • ラム酒
  • 焼酎

につけてください。

作り方は

  1. 瓶を煮沸消毒する
  2. デーツをお湯に10分ほど浸す
  3. デーツを入れて漬け込む

とできます。

デーツの甘さと香りが染み込んだお酒を飲み、飲み終わったら、漬けたデーツを食べる…。

なんとも優雅で贅沢な時間ですね。

まとめ

デーツの種類や特徴は?保存方法もご紹介!についてはご参考になったでしょうか。

ちなみに、レーズンをカレーに入れると甘みが出て味に深みが出る様に、デーツをカレーに入れると美味しいそうですよ!

コクが出て、いつものカレーがパワーアップします。

ぜひやってみてくださいね。