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はちみつが固まる原因や戻し方は?結晶化を防ぐ方法!

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はちみつが固まる原因は?

冬になると、折角使おうと思っていた「はちみつ」がガリガリに白く固まっていた…。という事がありますよね。

朝ごはんの支度の最中だと、時間がないので特に困りますね。

「はちみつ」が固まっちゃう仕組みって、どうなっているのでしょう。

そのまま食べちゃって大丈夫なの?

  • はちみつが固まる原因や戻し方は?
  • はちみつの結晶化を防ぐ方法は?

についてお伝えしていきます。

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はちみつが固まる原因は?

はちみつが固まるのは本来の性質ですので、食べても大丈夫です。

はちみつが固まる原因は?

  1. 温度
  2. 振動
  3. 賞味期限
  4. ブドウ糖

もう少し詳しく説明していきますね。

「温度により結晶化」

はちみつが固まる仕組みですが、主に気温が原因です。

特に14~16℃くらいで結晶(固まること)しやすくなります。

ものすごく寒いからといって、固まるわけではなく、冬の室温程度で固まるのです。

また、エアコンなどで気温差が激しいと、固まりやすいです。

「振動によって結晶化」

また、振動によっても固まりやすいです。

結晶は花粉を核としてできますので、花粉が多く含まれていると結晶化しやすいです。

寒いからといって冷蔵庫などの機械のそばに置いておくと、その振動で固まる可能性があります。

機械の発する熱で温めるのはタブーなのですね。

また、容器から出にくいからといって、ガンガン振るとそれも固まる原因になります。

賞味期限の関係で結晶化

他にも、古いはちみつは固まりやすいです。

はちみつは防腐剤の代わりになるくらい、腐りにくいものなのですが、放っておくと底の方に点々や粒粒ができることがあります。

これは、はちみつが劣化して結晶ができている状態です。

4年くらいたつと、気温に関係なく夏でも結晶化することがあります。

だいたい2年くらいで食べてしまうようにしてください。

ブドウ糖の性質による結晶化

固まりやすいかは、はちみつの種類によっても違います。

はちみつはブドウ糖と果糖からできていて、ブドウ糖の割合が多いブドウ糖が多いものほど結晶化しやすくなります。

よく売られている「アカシヤはちみつ」はブドウ糖が少な目で果糖が多いため、固まりにくいです。

流通が多く人気が高いのは、この辺りにも理由がありそうですね。

☆固まりにくいもの

  • アカシヤ
  • リンゴ
  • レンゲ
  • ラズベリー

☆固まりやすいもの

  • ナタネ
  • ウド
  • ヒマワリ
  • ソバ

があります。

また、結晶の核となる花粉が除かれていたり、水あめなどを混ぜているものは固まりません。

固まりやすいはちみつは、その分純度の高いはちみつだという証明にもなります。

白く結晶化したはちみつは、品質が落ちたわけではないので、そのままでももちろん食べられます。

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固まったはちみつの戻し方

固まったはちみつの戻し方は?

  1. 湯せん
  2. 電子レンジ

湯せん

固まったはちみつの戻し方で王道なのは、湯せんです。

鍋に水を入れ、フタを外したはちみつを容器ごと入れます。

お湯の水面がはちみつの量より少し下になるくらいが適量です。

鍋に火をつけ、40℃くらいに温めたら、はちみつをかき混ぜて結晶を溶かします。

お湯を高温にするとはちみつの成分が変化するので、温度を上げ過ぎないように気を付けてください。

40以下の湯せんがおすすめで、栄養成分が壊れずに美味しく食べれます。

はちみつが元の状態に戻ったら完成です。大体30~1時間かかります。

電子レンジ

湯せんをする時間がないなら、電子レンジを使うと時間を節約できます。

使う分だけ耐熱の皿に入れ、電子レンジで温めます。

加熱時間などは短い時間から温めて、様子を見てください。

温めすぎると成分が変化しますし、温めたりないと結晶化が戻りませんので、様子を見ながら行ってください。

温めムラを防ぐために途中で時々かき混ぜましょう。

レンジ使用は破裂する恐れもあるので、なるべくでしたら湯せんのほうが安全です。

また、電子レンジを使用した際にマイクロ波によってはちみつの中の水の分子が高温になり、はちみつの結晶が溶けます。

その際はちみつの中の酵素などが壊れてしまいます。
ただ、時間がないときは便利ですね。

時間はかかりますが

  • ホッカイロを容器につけて温める
  • 40℃以下のお風呂に容器をそのまま入れて温める

放っておいても勝手に溶けてくれるので便利です。

また、発泡スチロール容器に入れておくと、温度が一定に保たれますので温度管理が簡単です。

はちみつの結晶化を防ぐには?

はちみつの結晶化を防ぐには、温度管理が有効です。

最も結晶化するのは14~16℃ですが、5~14℃でも結晶します。

そして、マイナス18℃以下になると結晶しません。

なので、冷蔵庫ではなく「冷凍庫」に入れてしまえば結晶化はしません。

かなり寒い地域なら暖房がない部屋に置いておくのも手です。

ただ、結晶化はしませんが寒さで固くはなるので、容器からは出しにくくなります。

または、14~16℃以上の場所に置いてください。

暖かい空気は天井に近いところに溜まりますので、なるべく上に近い吊り棚や食器棚の上の方に置いてください。

温度差が激しいと固まりやすいので、エアコンの風や日光が当たらない場所を探しましょう。

直射日光は、はちみつを劣化させる原因のひとつです。

そして、常に新しいはちみつを使用してください。

なるべく大瓶では買わず、新鮮な、アカシヤなどの固まりにくいはちみつを、こまめに買うと良いでしょう。

結晶は花粉を核としてできますが、はちみつの中にほこりが混入してもできます。

ゴミが入らないように気を付けて保管しましょう。

まとめ

はちみつが固まる原因や戻し方は?結晶化を防ぐ方法!についてはご参考になったでしょうか。

白く結晶化したはちみつは食べても大丈夫です。

「結晶化してガリガリになったものが好き!」という方も多かったです。

あのシャーベットみたいな食感がたまらないのだとか。

もう一度簡単におさらいすると

はちみつが固まる原因は?

  1. 温度による
  2. 振動による
  3. 賞味期限が関係
  4. ブドウ糖の性質

固まったはちみつの戻し方は?
急ぐときは

  1. 湯せん
  2. 電子レンジ

時間はかかりますが

  • ホッカイロを容器につけて温める
  • 40℃以下のお風呂に容器をそのまま入れて温める

はちみつの結晶化を防ぐには、温度管理。そして直射日光を避ける。

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