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はちみつを食べ過ぎと太る?大さじ一杯のカロリーや糖質!

はちみつを食べ過ぎると太る?
お料理に入れてもそのまま食べてもおいしい「はちみつ」

栄養価も高く身体にも良いと言われていますが・・

あんなに甘いのに、カロリーオーバーにはならないのか心配になりますね。

そこで

  • はちみつを食べ過ぎると本当に太る?
  • 大さじ一杯のカロリーや糖質は?

など、はちみつについて様々な角度から解説していきますので、参考にしてみて下さい。

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はちみつを食べ過ぎ太る?

はちみつを食べ過ぎると太る?

当たり前ですが、食べ過ぎれば当然太ります。

ですが、はちみつに関する興味深い実験結果があります。

京都産業大学の実験によると、はちみつを与え続けた糖尿病のマウスは、ブドウ糖やショ糖を与え続けたマウスと比較して体重や脂肪の増加、血糖値の上昇が緩やかだったということです。

はちみつには他の糖類よりも消費エネルギーを増加させる効果があることが分かってきました。

はちみつを食べても太らない、わけではありません。

ほかの糖類よりもはちみつの方が太りにくい、と言うことです。

はちみつでも、「天然(純粋)はちみつ」と「加工はちみつ」があります。

天然はちみつの糖分は、ブドウ糖、果糖、麦芽糖(2%)、ショ糖(1%)になります。

他の糖類より構造が単純な単糖類です。

これ以上分解される事がなく体内に入ると短時間で吸収されます。

加工はちみつは、ショ糖や水飴が加味されていますので、他の糖類と同じ扱いになります。

ダイエット中なら、天然はちみつがおすすめです。

はちみつの大さじ一杯のカロリーや糖質は?

はちみつのカロリーと糖質はどのくらい?

はちみつのカロリーは100gあたり303キロカロリー、糖質は81.9gです。

この数字が他の砂糖類と比較して高いのか低いのか…

  • 上白糖・・384キロカロリー、糖質は99.3g
  • グラニュー糖・・387キロカロリー、糖質100g
  • 黒砂糖は356キロカロリー、糖質は90.3g

となり、100gあたりでは、はちみつのカロリーや糖質は少ないです。

では、これを大さじ一杯で比較してみるとどうなるでしょうか。

はちみつは大さじ1杯約22gで67キロカロリー、糖質は18gに対し、

  • 上白糖・・大さじ1杯約9gで35キロカロリー、糖質は8.9g
  • グラニュー糖・・大さじ1杯約12gで46キロカロリー、糖質は12g
  • 黒砂糖・・大さじ1杯9gで32キロカロリー、糖質は8.1g

です。

大さじ1杯あたりでは他の砂糖類と比較してカロリーも糖質もはちみつの方が多いです。

ですが、甘みは砂糖よりもはちみつの方が強く、砂糖大さじ1杯の甘さとはちみつ小さじ1杯(21キロカロリー)の甘さが同じくらいだと言われています。

はちみつは上白糖の約3倍程度の甘さになります。

はちみつを砂糖のかわりで使う場合は、「上白糖大さじ3杯」なら「はちみつ大さじ1杯」で代用できます。

はちみつのビタミンや酵素などは、60度以上の高温に弱いのでご注意下さい。

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はちみつ食べ過ぎるとどうなる?

はちみつも、やはり糖分ですから、摂り過ぎは良くありません。

すぐにエネルギーに変わる、殺菌効果がある、美容に良い、栄養価が高いなどのメリットはありますが、食べ過ぎるとデメリットも出てきます。

  • 含まれる果糖の摂り過ぎによって太る
  • 腸内細菌の働きを良くするグルコン酸の影響で下痢や腹痛、気持ちが悪くなるなどの症状がでる

などが気になる点です。

食べ過ぎないように1日大さじ1~2杯程度にしておくと、はちみつの良い効果を実感できます。

ところで、はちみつには様々な種類があり、種類によってはGI値が低いものもあります。

次にはちみつの種類について解説していきます。

はちみつの種類は?

はちみつは人工的に作られるものではなくミツバチが花の蜜から集めてできるもので、自然から贈られる素敵なプレゼントと言っていいと思います。

ですが、はちみつにも種類があります。

天然ハチミツ・・加熱処理がされてなく、余計な糖分や添加物を一切混ぜていないハチミツ

加工ハチミツ・・用途に応じ加工したはちみつ

加工はちみつの中でも

  • 精製はちみつ・・匂い・色・ミネラルなど栄養成分を取り除いたもの
  • 加糖ハチミツ・・ハチミツ以外の糖類(水あめやぶどう糖ショ糖)を加えたもの

があります。

天然はちみつは、どんな花から集めたかによってその種類も違ってきます。

草花から集めた
・レンゲ花はちみつ
・クローバーはちみつ

樹木から集めた
・アカシアはちみつや・・GI値が低い
・菩提樹はちみつ

ハーブから集めた
・ラベンダーはちみつ
・ローズマリーはちみつ

ナッツから集めたクリはちみつ

フルーツから集めた
・リンゴ花はちみつ
・みかん花はちみつ
などがあり、それぞれ風味に違いがあります。

多くの種類があるはちみつですが、最近注目されているのはマヌカハニーです。

ニュージーランドだけに自生しているマヌカの花から採れるマヌカハニーにはメチオグリオキサールという抗菌活性成分が含まれています。

強力な殺菌・抗菌作用があり、胃や腸に住む良くない菌への有効性や口腔環境の改善などが期待されるはちみつです。

人気が高いためニセモノも多く出回っていますが、マヌカハニーはニュージーランドでのみ生産されていますので、原産国の確認をしてから購入するようにしてください。

他にも

  • ナタネの花が蜜源のナタネはちみつ
  • トチノキの花が蜜源のトチはちみつ
  • コーヒーの花が蜜源のコーヒーはちみつ
  • 蕎麦の花から採れるソバはちみつ・・マヌカハニーの次に抗菌活性成分が高い
  • 様々な花の蜜が混ざり合っている百花蜜

というのもあります。

「はちみつ」という名前でひとくくりにしてしまいがちですが本当に種類が豊富です。

蜜源となる花によって味も香りも全く違いますから、好みのはちみつを探してみるのも楽しいかもしれません。

まとめ

はちみつを食べ過ぎと太る?大さじ一杯のカロリーや糖質は?などについてはご参考になったでしょうか。

はちみつが喉に良い効果があることは広く知られています。

はちみつは植物の花から採られるものですから抗菌作用や抗炎症作用を持っています。

そして、あのまろやかで優しい甘さとの相乗効果でのどをやさしくいたわってくれるのです。

そんな身体にやさしいはちみつですが、1歳未満の乳幼児には乳児ボツリヌス症にかかるリスクのある食品です。

地中に存在する細菌が原因となり稀に亡くなるケースもありますから、与えないように注意してください。

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