うどん屋さんのトッピングといえば天ぷらですね。
「ちくわの天ぷらが大好き」
外の衣のカリカリ感とちくわの柔らかさが最高ですね。
しかし…ちくわは魚のすり身、タンパク質の塊。
それを揚げ物にしている分、カロリーが気になってしまいます。
そこで
- ちくわ天ぷらのカロリーや糖質量は?
- ちくわの栄養は?
などについて解説していきます。
ちくわ天ぷらのカロリー?
ちくわの天ぷらのカロリーは
1個156キロカロリーになります。
こちらは大手うどん店丸亀製麺のもので、
はなまるうどんでは、1個147キロカロリーになっています。
ほっともっとの単品のちくわ天は77キロカロリーになります。
大きさや材質によっても違いますが、おにぎり一個分のカロリーは100gで約179キロカロリーと考えると、同じくらいです。
割合に高カロリーですね…
そしてレシピによっては、さっくりした衣の食感を味わうため、衣を厚くつける事もあります。
美味しさもアップしますが、カロリーもアップ。
カロリーや糖質に気を付けたい時には
手作りにして衣を薄くつけたり、あえて磯部揚げの青のりを多く入れるなど、ちょっとした工夫が必要ですね。
ちなみに、丸亀製麺でのうどんトッピング天ぷらで一番カロリーが低かったのは
野菜のナス天(120キロカロリー)やレンコン天(126キロカロリー)よりも、同じ魚類のイカ天(106キロカロリー)やエビ天(110キロカロリー)でした。
ちょっとカロリーが気になるときは、ちくわの2本目をカロリー控えめのものに変えてみるのも良いですね。
また、野菜かき揚げは、高カロリーです。
はなまるうどんの野菜かき揚げ・・418カロリー
ちくわ天ぷらの糖質は?
カロリーSlismによると
ちくわの天ぷら100gあたり
カロリー・・176kcal
糖質・・13.17g
ちくわ天大きいもの1本75gとすると
カロリー・・132kcal
糖質・・約9.8g
ちくわなどは、どちらかというと低カロリー食品というイメージですが、揚げると高カロリーになっちゃうのですね…。
1本75gの糖質量は、9.8g。
デスクワークメインで運動量の少ない人の場合、必要な糖質は成人女性で270g、成人男性330gぐらいです。
なので、ものすごく高い数値というわけではありませんが、うどんのトッピングのみで約9.8くらいと思うと、無視できませんね。
ちくわのカロリーと糖質は?
ちくわそのものはヘルシー食品として人気なため、糖質制限ダイエットなどで食べている人も多いでしょう。
ちくわ100gあたり
カロリー・・121キロカロリー
糖質・・13.5g
ちくわは製品によって大きさがまちまちです。
小さなもので1本約30g
カロリー・・約36キロカロリー
糖質・・約4g
大きなもので1本約75g
カロリー・・約91キロカロリー
糖質・・約10g
糖質4gで角砂糖1個分、と考えれば、意外にちくわの糖質は高めです。
ちくわの糖質が高い原因は、原料にでんぷんや砂糖、小麦粉が含まれているからです。
特にあのぷりぷりしたちくわの弾力を担っているのが、ちくわのつなぎに使われる、小麦粉に含まれる成分「グルテン」です。
グルテンとはタンパク質の一種で、食感を左右します。
しかし、グルテンは長く摂取することで体調の不具合などで、まれにアレルギーを発症することがあります。
最近ではグルテンを含まない「グルテンフリー」の食品が出回っているくらいなのです。
消化のいいちくわは、お腹を壊しているときなど、栄養を体内に吸収しやすいものが欲しいときに役立ちます。
消化が良い分、体内に糖質や塩分、そしてグルテンが吸収されやすいのです。
病気などで効率よく栄養を吸収したい時には、ピッタリの食材なのです。
ちくわの栄養は?
ちくわの栄養素としては100gあたり
タンパク質…12.2g
脂質…2g
炭水化物…13.5.g
糖質…6.9g
食物繊維…0.6g
ナトリウム…830㎎
リン…110㎎
食塩相当量…2.1g
~文部科学省 日本食品標準成分表2015年版(七訂)
魚が原料なのでタンパク質が豊富ですが、魚や肉をそのまま食べるより低めです。
ちくわ天にするとは、ちくわのあっさり感や磯海苔の風味のおかげであまり味がくどくなく美味しいものですが・・・
カロリーが高いのでダイエット中はほどほどにしておいたほうが良いでしょう。
ちくわの原料は?
ちくわの原料は魚のすり身です。そこにでんぷんや卵白で粘りを加え、砂糖や塩で味を調えます。
すり身に使用する魚は、一般的にはスケトウダラやホッケ、イワシなどが使われます。
観光地のお土産などで、地の魚が使われることもあります。
ちくわには大きく分けて
- 焼きちくわ
- 生ちくわ
があります。
基本の製法は魚のすり身を棒に巻き付けて加熱します。
その際、冷凍保存を経て出荷されるものが焼きちくわ、もしくは冷凍焼きちくわと言われます。
また、焼きあがったちくわをそのまま包装して冷凍しないものを生ちくわと言います。
ちくわ天の歴史は?
ちくわの歴史は古く、室町時代の中頃に発売された「宗五大草紙」によると、1528年には、蒲鉾が蒲の穂子に似せて作られたとあります。
いわゆる、ちくわの誕生ですね。
それから300年くらい後に焼くから蒸す製法が生まれ、今の蒲鉾ができました、
それと区別するために、切り口が竹を切ったように見えることから「竹輪蒲鉾」と呼ばれ、略して竹輪(ちくわ)になりました。
天ぷらの調理法が伝わったのも室町時代ですが、この頃の油は貴重で、庶民の口に入ることはありませんでした。
江戸時代に天ぷらが庶民の食べ物になり、文献にも初めて「てんぷら」が登場することになります。
ちくわ天がいつ確立したのかは定かではありませんが、日本古来よりの食材のコラボ、まさしく出会うべきものが出会った、という感じですね。
まとめ
ちくわ天ぷらのカロリーや糖質量は?ちくわの原料や栄養!などについてご参考になったでしょうか。
意外にもカロリー高めのちくわ天、でもあの美味しさはたまりませんね。
ちくわの天ぷら100gあたり
カロリー・・176kcal
糖質・・13.17g
ちくわ100gあたり
カロリー・・121キロカロリー
糖質・・13.5g
ちくわ自体なら低カロリーですね。
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