甘えびの青い卵は食べられる?青い理由や美味しい調理方法!

エビの中でも「甘えび」は小さくて食べやすいです。

何よりも甘くておいしいとファンも多いのです。

ですが、美しい甘えびのお腹が青いという状況に遭遇したことありますね。

甘えびの「あの青い卵」が、食べられるのかどうか不安になったことはありませんか?

そこで

  • 甘えびの青い卵は食べられる?
  • 甘えびの卵が青い理由は?
  • 甘えびの卵の食べ方は?

甘えびの青い卵について解説します。

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甘えびの青い卵は食べられる?

食欲をそそられるきれいな赤い色をした甘えびですが、

何故かお腹の卵は食欲を無くしてしまう青い色をしています。

そんな視覚的なことも「青」という色で食べても大丈夫かどうか心配になる理由の一つなのかもしれません。

でも大丈夫です。

甘えびの青い卵はおいしく食べることが出来ます。

甘えびは正式には「ホッコクアカエビ」

というタラバエビ科のえびで、深海500mくらいの場所にすんでいます。

海の深い場所で生活しているため、低い温度でもエサを自力で分解できるように、

「たんぱく質分解酵素」を多く持っています。

獲りたての甘えびは甘くありませんが、

自分の持っている分解酵素で自分の体を分解するため、1日ほどたつとトロっと甘い味に変わってきます。

そんな甘えびですが・・・

甘えびの青い卵だけを塩漬けにした、瓶詰も販売されています。

青い卵は、旨味の多いところなのです。

甘えびの卵が青い理由は?

私たちが良く知る魚の卵、例えばたらこやいくらなどは、

きれいな赤色系をしていますし見た目も美味しそうです。

煮つけが美味しい子持ちかれいの卵も白っぽい色をしています。

暖色系の色は食欲をそそる色で、美味しそうなものという見た目も手伝って、

多くの人が抵抗なく食べられるものとして認識しています。

しかし甘えびの卵は驚きの「青」です。

第一印象として食べられるのかどうかという不安がよぎりますが、

前項で食べられるものであるという確認は出来ていると思いますので、

次はなぜ青いのかという理由を説明していきます。

私たち人間の血液は赤です。

それは鉄を含むヘムとたんぱく質からなるグロビンから、

出来ているヘモグロビンという赤色色素たんぱく質によるものです。

全身に酸素を運ぶ大切な働きを持つヘモグロビンに含まれるヘムが、

赤色素を持っているために私たちの血液は赤いのです。

甘えびの体には人間のヘ「モグロビン」と同じような働きをする、

「ヘモシアニン」という物質があり、これには銅が含まれています。

銅は酸素とくっつくと青くなります。

お寺にある鐘を思い浮かべてみるとわかりやすいかもしれません。

そんなわけで甘えびの卵は青くなるのです。

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銅の体への影響は?

でも銅を体の中に取り込んでも健康に害はないのでしょうか。

銅は大切なミネラルで、欠乏すると貧血や骨異常、毛髪異常など、

様々な欠乏症を引き起こしてしまいますから是非摂取したい栄養素です。

銅を摂取することは健康上全く問題ありませんので、

青い卵をお腹に持っている甘えびは卵ごと美味しく食べて下さいね。

甘えびの卵の食べ方は?

個人的には甘えびを生のまま食べるのが大好きで、外した頭や尻尾はみそ汁の出汁に使ったり、

唐揚げにしておせんべいのようにポリポリと食べたりします。

小さなえびですが頭から尻尾まで全部美味しく食べることが出来ます。

新鮮な甘えびが手に入るとテンションが上がります。

そんな海の幸である甘えび、そしてそのまま食べても美味しい甘えびの卵ですが、

他のおいしい食べ方もありますので、いくつかご紹介します。

先ほども触れましたが、塩漬けの卵がビンに詰められて市販されています。

これを機会に自宅でもチャレンジしてみませんか?

☆粗塩をふる
卵だけを取り出して2%くらいの粗塩をふりよく混ぜ、

冷蔵庫で1~2時間おいてから水分をしっかり取って出来上がりです。

☆醤油とみりん
他にも醤油とみりんに漬け込むだけでも、美味しいです。

☆醤油とあえる

卵を外して身と醤油などと一緒に和えたりしてもいいです。

☆揚げ物

もちろん卵がついたままかき揚げや唐揚げにしても美味しくいただけます。

甘えびは、鮮度が落ちると生臭くなります。

甘えびの青い卵を生で食べるなら、やっぱり新鮮なものがいいですね。

甘えびの卵の下処理

生の状態で食べるなら調味料で和えるのがおすすめですが、

調理の途中で出る水分(ドリップ)をしっかり拭き取ることがポイントになります。

ドリップを取り除くことで生臭さを抑えることができるからです。

加熱調理する場合は特に細かく気にすることはないと思います。

揚げ物や汁物など、お好みの料理に幅広く使うことが出来ますし、

頭も一緒に使うことで美味しい出汁が出ます。

新鮮でおいしそうな甘えびを手に入れることが、出来たらいろいろなメニューに挑戦してみて下さいね。

まとめ

甘えびの青い卵に関する解説はご参考になりましたか?

エビとカニ、どちらが好きですか?

大手水産会社の意識調査によると、エビ好き、カニ好き、どちらも好き、

という人の割合はどれも30~36%ほどで、それほど差はありませんでした。

しかし男女別で比べると、食べやすさからか女性がエビを支持する割合が高かったです。

甘えびの旬は9月上旬から2月下旬と、長い期間楽しむことのできる食材です。

特に晩秋から寒い冬に獲れる、お腹に青い卵を抱いたメスは一層美味しく珍重されます。

子持ちの甘えびは高級品なのです。

お店で青い卵を抱えた甘えびを見かけたら是非手に取ってみて下さいね。

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