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味噌汁の飲み過ぎは体に悪い?種類による塩分の違いやメリットもご紹介!

味噌汁の飲み過ぎは体に悪い?

日本人の食事と言えば白米とおかずと味噌汁が定番です。

自分で味噌汁を作ったり、インスタントなど市販の物も利用することもありますね。

味噌汁の塩分が、高いと言うイメージがあります。

年を重ねるにつれ、血圧が気になるようになってきました。

味噌汁を毎日飲んでいたいけど、飲み過ぎも良くないのかな?

  • 味噌汁の飲み過ぎは体に悪いと言われる理由は?
  • 味噌の種類による塩分量
  • 味噌汁のメリット

などについてお伝えしていきます。

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味噌汁の飲み過ぎは体に悪いと言われる理由は?

味噌汁の飲み過ぎは、体に悪い可能性がありますが、1日2杯程度なら健康に良い効果が期待できます。

そもそも、なぜ味噌汁の飲み過ぎは体に悪いと言われるのでしょうか。

塩分があるから

味噌汁にはインスタントや手作りでの差はあれど、塩分(ナトリウム)が含まれています。

塩分の取り過ぎは高血圧や心臓病、脳卒中、腎不全などの病気の原因になります。

若いころは、内臓の機能も活発で、問題ありませんが、年を取ると、内臓の機能が衰え、負担に耐えにくくなり、体に問題として出てくることがあります。

国が定めている塩分の1日の摂取基準は男性で7.5g、女性で6.5g以下が望ましいとされています。

血圧が上がる

味噌汁に塩分が含まれている事で、血圧が上がりやすくなるという説があります。

しかし、よほど塩分が高い味噌汁を1日3食全てで摂り続けている、という事でなければ問題はないとされています。

他の食事にも塩分は含まれている

味噌汁を普段から飲み過ぎていていると、他の食事との兼ね合いで塩分の取り過ぎになってしまう事があります。

味噌汁は、塩分量がそれほど多くありませんが、

カップラーメンやカレーなどの塩分の高い食品を一緒に摂取すると、1日の塩分摂取上限を簡単に超えてしまうのです。

そのような生活を毎日続けると、体に悪影響を及ぼすことになります。

味噌汁の飲み過ぎだけが悪いというより、他に塩分を取り過ぎる食生活をしていないか考えてみる事も必要ですね。

全体的に塩分を控えるように心がけることが大切です。

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味噌の種類による塩分量

味噌の種類によって塩分差があります。

赤みが強い米味噌は、塩分濃度が高めで、色みが茶色よりの味噌は、塩分濃度が低めです。

お椀の大きさによっても、塩分量は、変わってきますが、

味噌汁1杯あたり(150g)

赤味噌⇒塩分量は12〜15%程度で、塩分量は「約1.2g」

白味噌⇒塩分量は5~7%程度で、塩分量は「約0.7g」

使っている味噌の塩分と使用量を確認して使わないと、塩分の取り過ぎになってしまいます。

ちなみに、種類にもよりますが、カップラーメン1杯の塩分量は「約5.2g」で、白味噌で作られた味噌汁の「7倍強」あります。

味噌汁の塩分量は、カップラーメンに比べてそれほど多くないです。

顆粒だしにも塩分

自分で出汁を取るのって面倒臭いですよね。

そうなると、ついつい顆粒の出汁を使ってしまいがちですが、

そうなると味噌+出汁の素で塩分が高くなりがちなのはネックだと言えます。

味噌汁1杯に含まれる顆粒だしの塩分量は、約0.4gと言われています。

出汁を、夏にたくさん作ってしまって、

そのままコンロの上などにおいて翌日には傷んでいたなんてこともあります。

冷蔵庫などで保管しないと出汁は、劣化しやすくなります。

ですが、鍋ごと冷蔵庫に入れると、冷蔵庫のスペースを圧迫され、

鍋ごと入れることができなく、出汁を泣く泣く処分したことがあるという方もいるのでは・・・

結局、手軽な顆粒の出汁に、頼ってしまいまうのも無理はないですね。

味噌汁のメリットは?

味噌汁の飲み過ぎが体に悪い理由は、塩分過多による高血圧や心臓病、脳卒中、腎臓への負担です。

ですが、味噌汁の塩分は、思ったより少なく、カップラーメン1杯よりも少ないと言うことが、ご理解いただけたでしょうか?

それでは、味噌汁のメリットについて、ご説明します。

味噌汁のメリット

味噌が発酵食品なので体に良いのは有名は話ですよね。

特に大豆ペプチドには疲労回復やリラックス効果があったり、

レシチンやサポニンにはコレステロールの吸収を抑えたりする効果があります。

腸内環境を整える効果もあり、便秘に悩まされている人にも嬉しいポイントです。

味噌汁は、温かいので、朝に食べると体温を上げられます。

朝からヨーグルトやコーヒーを摂取すると体の冷えの元になっている事もあるので、

体の冷えに悩まされている人は、朝ご飯に味噌汁を取り入れるのもオススメです。

野菜は茹でるとビタミンなどの栄養が茹で汁に出てしまうと言われますが、

味噌汁に生のまま入れて加熱すれば栄養もしっかり摂る事ができます。

ただし、ほうれん草は、しっかり茹でてから入れてくださいね。

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味噌汁のイソフラボン

大豆イソフラボンは、女性ホルモンのひとつである「エストロゲン」に似た作用を持ちます。

そのため、骨粗しょう症を予防したり、女性の更年期障害の症状の予防や改善したりする効果が期待できます。

また、美肌効果、動脈硬化の予防に期待できます。

健康的な味噌汁

塩分を控えながらも、栄養たっぷりな健康的な味噌汁を作るには?

  • 出汁のうま味
  • 具材選び
  • 具たくさん

出汁のうま味

出汁の味がしっかりする味噌汁を作る事で、味噌の量を抑えて作る事ができます。

昆布はボトルに水と一緒に入れて冷蔵庫で一晩おくと昆布だしが簡単に作れたり、

しいたけも同様の方法で出汁が作れます。

かつお節は細かいもので食べられるものにしてしまえば、取り出したりする手間もありません。

具材選び

カリウムと食物繊維が豊富な具材を選ぶことにより、健康的な味噌汁になります。

カリウムが含まれている海藻や野菜は、塩分を体の外に出す作用があります。

また、カリウムは水に溶けやすいため、汁ごととれる味噌汁がおすすめです。

わかめやイモ類には、カリウムが含まれているので、積極的に味噌汁の具材にすると体に良いです。

食物繊維も、余分な塩分を吸着し、体の外に出す作用があります。

減塩の味噌を使うことでも、塩分を控えることができますね。

具たくさん

具だくさんの味噌汁にして、具材を食べて汁は飲まなければ、味噌などの調味料に含まれる塩分を避けられます。

ですが、汁には、具材の栄養が溶け出しています。

汁を飲まないということは、その栄養を捨てることになるので、とてももったいないです。

味噌汁の汁は、具材の栄養が凝縮さていますので、

汁ごと飲むことで、味噌汁の栄養を最大限取り入れることができるのです。

具材をたっぷり入れ、塩分を控えめにしながら、汁の量を少なめにすることで、健康的な味噌汁になります。

とはいえ、お店などで明らかにしょっぱくて具が少ない味噌汁が出てきた時には、

他の食事との兼ね合いを考える事も必要です。

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まとめ

味噌汁の飲み過ぎは体に悪いのか?についてはご参考なったでしょうか。

味噌汁の飲み過ぎは、体に悪い可能性がありますが、適度に摂った方が体には良いということを、ご理解いただけたでしょうか?

インスタントだけでなく、具たくさんの味噌汁を自作しつつ、適度に味噌汁を楽しみたいと思います。

取り過ぎがダメなのは、コンビニの食事とインスタントの味噌汁を1日3食摂っていたり、塩気の強い味噌汁が大好き!という時です。

心当たりがある方は、塩分の取り過ぎになるので改善するようにしましょう。

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