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グレープフルーツのルビーとホワイトの栄養の違いは?

グレープフルーツのルビーとホワイトの栄養
以前は、グレープフルーツは「ホワイト」が主流でしたが・・

最近よく見かける、「ルビーグレープフルーツ」

赤い色が鮮やかで、きれいですね。

食卓が華やかになります!

でも…普通のグレープフルーツとルビーグレープフルーツ何が違うのでしょう?

  • グレープフルーツのルビーとホワイトの違いは?
  • グレープフルーツのルビーとホワイトの栄養の違いは?
  • グレープフルーツの栄養や期待される働きは?

などについてお伝えしていきます。

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グレープフルーツのルビーとホワイトの違いは?

栄養の違いの前に簡単に品種の違いについてお伝えします。

よく見かける白に近い薄い黄色のグレープフルーツは「マーシュ」という名前の品種です。

1970年代から、日本への輸入が拡大しました。

当初は大半がこのマーシュだったのですが、

現在はマーシュとルビーグレープフルーツの割合が半分ほどになっています。

グレープフルーツは、大きくホワイト種・ピンク種・ルビー種に分けられます。

日本ではホワイト種とルビー種が一般的で、ピンク種の果肉が薄いピンク色のピンクマーシュは、生産量が少なくあまり出回っていません。

ルビーグレープフルーツこと「ルビー」はもともと果肉の色が薄いピンク色である、マーシュの品種の一種であったトムソン(ピンクマーシュ)という品種の変異種であり、1929年にアメリカで発見されたと言われています。

ルビーは皮が黄色からオレンジ色をしており、果肉は赤身を帯びたピンク色をしています。

味は、マーシュと比べると酸味が少なく、種が少ないのが特徴です。

グレープフルーツのルビーとホワイトの栄養の違いは?

ルビーグレープフルーツとグレープフルーツ。

大きな違いは、ベータカロチンが入っているかどうかです。

普通のグレープフルーツにベータカロチンは入っていません。

ですが、ルビーグレープフルーツには100gに対してベータカロチンが約410µgも入っています。

ルビーグレープフルーツの赤い色はベータカロチン由来のものです。

ベータカロチン

他の野菜ですとニンジンなどに入っています。

ベータカロチンは体内でビタミンAに変わり

  • 発育を促す働き
  • 肌の健康維持をサポートする
  • 目や粘膜の健康維持
  • 抵抗力(免疫機能)の維持やサポート

に役立つ可能性があります

リコピン

また、ルビーグレープフルーツにはリコピンも含まれています。

他の野菜ですとトマトやスイカに含まれています。

強い抗酸化作用があるとされており、紫外線による肌への影響から守る働きが期待されています。

また、この成分は、抗酸化作用を持つビタミンEと比較しても高い抗酸化力があるといわれることがあります。

他の栄養素は、グレープフルーツと変わりません。

ベータカロチンとリコピンが入っているルビーグレープフルーツの方が、健康維持やサポートに期待できます。

グレープフルーツホワイトは、苦味・香りがルビーグレープフルーツに比べると強いです。

そのため、次に紹介する「ナリンギン」「リモネン」の作用により、ダイエット中の方に注目されています。

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グレープフルーツの栄養は?

グレープフルーツ全般(ホワイト・ルビー)他の果実に比べて果糖の量が少ないのが特徴です。

丸ごと食べても、100キロカロリー以下。

グレープフルーツのGI値も、31と低いです。

ダイエットをしている方におススメです。

また、ビタミン群や炭水化物が豊富で、ミネラル、アミノ酸も含んでいます。

イノシトール

抗脂肪肝ビタミンとも呼ばれている「イノシトール」は、肝臓につく脂肪を抑えたり、腸の筋肉に働きかけてお通じの改善に役立つと言われています。

ナリンギン

グレープフルーツの苦み成分であるポリフェノールの一種「ナリンギン」には、脂肪の分解をサポートし、代謝を活発にする働きがあるとされています。

また、ナリンギンには抗酸化作用もあり、活性酸素の除去を助けることで健康維持に役立つ可能性があると考えられています。

なお、これらの作用については研究段階のものも多く、薬を服用中の方はグレープフルーツとの併用に注意が必要です。

ちなみに、ナリンギンの結晶は鋭い針状になっていて、グレープフルーツを食べると粘膜を刺激して舌や唇がヒリヒリさせます。

ビタミンC

そして、ビタミンCも豊富です。

グレープフルーツ1個に1日の摂取量の殆どをカバーできると言われています。

美白やストレス緩和をサポートする働きが期待されています。

ペクチン

また、グレープフルーツの果皮や袋などには、食物繊維であるペクチンが多く含まれます。

ペクチンは水に溶けるとゼリー状に固まる性質があるため、水分が少なくなった便を柔らかくして便通を良くしてくれます。

下痢の時にはゼリー状の膜になって腸壁を守ってくれることから、腸内環境の維持やサポートに役立つとされています。

リモネン

そして、グレープフルーツの香りにも効果があります。

レモンなどの香り成分で知られる「リモネン」ですが、グレープフルーツにも入っております。

安眠やリラックス、ストレスの軽減、脂肪の代謝サポートなどに役立つ可能性があると言われています。

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グレープフルーツの効果的な食べ方は?

ルビーグレープフルーツに含まれるベータカロチン・リコピンは油と一緒に摂ると吸収率がアップします。

ルビーグレープフルーツをサラダに入れると良いです。

油が含まれるドレッシングをかけて食べれば、ベータカロチン・リコピンを効果的に摂ることが出来ます。

また、グレープフルーツに含まれているビタミンCは水溶性ビタミンなので洗う、切る、加熱、などの調理で栄養素が減少します。

なので、新鮮なうちに生で食べることで効率よくビタミンCを摂取できます。

また、ナリンギンは果肉よりも果皮に多く含まれています。

薄皮も一緒に食べると、より多くの栄養素を摂取できます。

そのまま食べるのが大変な場合は、生のフレッシュジュースにしたり、サラダに混ぜたり、すると良いですね。

ビタミンCではなく、お通じのペクチンの効果が欲しい時は、グレープフルーツのジャムを作るとたっぷり摂取できておススメです。

まとめ

ちなみにグレープフルーツという名前の由来ですが、収穫前のグレープフルーツは一つの枝にたくさんの実をつけるのです。

その見た目がまるでグレープ(ブドウ)のようだという事から、グレープフルーツと言います。

あの大きな実がたわわに実る様は、ちょっと迫力がありますね!

もう一度簡単におさらいすると

グレープフルーツのルビーとホワイトの栄養の違いは?

大きな違いは、ベータカロチンが入っているかどうかです。
☆ルビーは健康維持やサポート
☆ホワイトは、ダイエットをサポート
がそれぞれ期待できます。

グレープフルーツの栄養や期待される働きは?

イノシトール・・肝臓に脂肪がたまりにくくする働きや、お通じの改善
ナリンギン・・脂肪の分解をサポートし、抗酸化作用を持つ成分
ビタミンC・・ラニンの生成を抑えることで美白をサポートし、ストレスへの抵抗力を高める働き
ペクチン・・腸内環境を整え、便通の改善に役立つとされている水溶性食物繊維
リモネン・・安眠やリラックス、ストレスの軽減、脂肪の代謝サポート
にそれぞれ期待できます。

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