1年で、もっとも寒い日とされる「大寒」
ふるくから、健康祈願の為に親しまれてきたものがあります。
大寒の食べ物で縁起が良いのは?
「大寒卵」と「寒の水」
大寒卵と寒の水についてご紹介していきます。
- 大寒の食べ物で縁起が良いのは?
- 大寒卵・寒の水が縁起の良い理由は?
- 大寒卵・寒の水は通販ができる?
大寒の食べ物で縁起が良いのは?
大寒の食べ物で縁起が良いのは?の前に、簡単に「大寒」についてご説明します。
大寒って何?
大寒卵や寒の水は、大寒の時期に得られる縁起物です。
では、そもそも大寒っていつなのかご存知ですか?
大寒とは、1年を24分割した二十四節気の一番最後の節になります。日付でいうと、毎年1月20日の頃です。
この大寒~立春前日までの約15日は一年の中で一番寒い時期で、この中でうまれた卵を食べると健康になったり、水を飲むと風邪を引かないというジンクスがあるのです。
また、大寒の前の小寒(1月5日頃)~立春(2月4日頃)までの約1ヶ月を「寒のうち」とも呼ばれ、一年の中で寒い時期と考えられていました。
味噌・醤油・お酒の仕込水・寒天・高野豆腐など、長期保存を目的とした食品の仕込みが行われる時期でもあります。
寒すぎる為に雑菌がいつもより少ないということで、菌の働きが強く関係するお味噌や、寒くて良く凍る事を利用して寒天や高野豆腐が作られます。
昔から寒のうちのお水は体に良く、腐りにくいと言われていて、味噌・醤油・お酒の仕込水にも利用され、価値があるとされています。
特に、「大寒卵」と「寒の水」はこの時期に得られる縁起物です。
それぞれどんなものなのか、簡単にまとめてみました。
大寒卵
大寒の食べ物で縁起が良いのは?
- 大寒卵
- 寒の水
まず、大寒卵
大寒は一年の中で一番気温が低く、一番寒い時期と説明しましたよね。
それは人以外の動物にも影響を与えます。
今では通年でスーパーなどで買うことができますが、昔は寒い時期には鶏も卵をあまり産まない時期でした。
その分、たまにうむ卵は栄養がたくさんあると考えられていました。
1年を72分割した七十二候では、1月の末~2月の頭頃を「鶏が卵をうみ始める頃」となっている程です。
寒の水
寒の水は、大寒を含む寒のうちの時期に汲む水を「寒の水」言います。
中でも、大寒の時期にだけ汲める大寒の水は一年間腐らないと言われていました。
これは、寒さのあまり殺菌などの増殖が抑えられているからです。
冷たすぎて雑菌が増殖しにくいから水が腐りにくいと昔から知られていたんですね。
他にも「寒」な食べ物
寒ブリ、寒タラ、寒サワラ、寒サバ、寒ヒラメなどなど大寒の時期が美味しい魚を『寒魚』と呼びます。
春からの産卵に備え、たくさんエサを食べて栄養を蓄えているので脂もよく乗っていてとても美味しいのです。
また、野菜は寒さにあたると味が濃くなり、色も鮮やかになります。
ちぢれほうれん草など冬になると出てくる、いつもとちょっと姿が違う野菜は、寒さを利用したものです。
小松菜や金柑なども旬を迎えます。
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大寒卵・寒の水が縁起の良い理由は?
大寒卵・寒の水がどんなものか分かって頂けたところで、どうして縁起が良いのかについてご紹介しますね。
大寒卵の縁起が良い理由は?
- 金運アップ
- 健康運アップ
金運アップ
大寒卵は特に黄身が黄色いと言われています。
風水で黄色といえば金運の色です。
そのため、金運アップに良いと考えられています。
健康アップ
寒さに負けず鶏がうんだ卵は、味も濃くてとても美味しく、栄養がたっぷり入っていると昔から考えられていました。
そして、寒さの中でうまれた、ということで強い生命力があると信じられていました。
そこから、大寒の時にうまれた卵を食べると一年健康でいられると考えるようになるのもうなずけます。
寒の水の縁起が良い理由
寒の水は飲むと風邪を引かなくなる、一年の無病息災の願掛けとして利用されていました。
昔は井戸や湧き水などで大寒の日に汲まれた水を飲む事を言い、現代の水道水でも同じ意味合になるのかは不明です。
一年腐らない、というのは寒くて菌が増殖しにくい時期だ、という事で縁起というよりも現実的な理由で食品加工によく利用されています。
大寒卵・寒の水は通販ができる?
大寒卵・寒の水は通販ができる?
大寒の卵や寒の水は、今の時代はネット通販で手に入る時代です。
とはいえ、事前予約が必要な事が多いので、日数に余裕を持って通販を活用しましょう。
楽天市場を利用したり、直売所が開いている個別のネットショップを利用しましょう。
☆「大寒卵」
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☆「寒の水」
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詳しい口コミは各サイトを見ることで確認できますが、もっと詳しく知りたいという時はSNSで検索をして実際の感想を調べてみるのもオススメです。
寒の水については、大寒の日に採って入れている、という説明のものを買うと間違いはないでしょう。
とはいえ、厳密さを求めるなら自分で飲用に向く湧き水を汲みに行くのが一番ですね。
大寒卵を通販以外で買う方法
☆直売所で買う
大寒の時期になると、養鶏所によっては大々的に販売されている事もあります。
SNSなどで近所の直売所情報を調べてみるのも良いのではないでしょうか。
☆スーパーなどで買う
スーパーやデパートなどで大寒卵として売り出しがある場合もあります。
産卵日が記載されている卵を買うのも一つの手です。
しかし、卵の賞味期限は14日だから、逆算して大寒卵を買うというのは非常に難しいです。
何故なら、賞味期限期限卵がうまれ、卵が回収され、その後パック詰めされた日が元になっているからです。
なので、数日のラグがある可能性が高いのです。
大寒の卵を買うのは難しい、という時には寒い時期にうまれた卵を食べるというのもオススメです。
寒卵とも呼ばれ、寒の入りから立春の前日までにうまれる卵で1月5日から2月3日あたりまでの約1ヶ月の卵をさします。
まとめ
大寒の食べ物で縁起が良いのは?金運と健康運を呼ぶ!?についてご参考になったでしょうか。
大寒卵・寒の水について縁起が良い理由や入手方法について簡単にまとめてみました。
現代では考えられませんが、昔は寒い時期の鶏の卵は本当に貴重なものだったのでしょうね。
健康が気になる方は、是非、自分でできる範囲で大寒卵や寒の水を取り入れてみて下さい。
新型ウイルスの影響で健康にいるために、色々調べて実践するようになりました。
ストレスを溜め込まないようにしたり、毎日少しは運動を取り入れています。
冬至には小豆かぼちゃも積極的に食べました。
風邪を引かないというジンクスがあるからです。
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