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レタスを食べ過ぎるとどうなる?健康的に摂取する方法!

レタスを食べ過ぎるとどうなる?

野菜を食べると体にいいですね。

特にレタスは柔らかく、葉野菜にある苦みや青臭さも少なく、食べやすい野菜です。

ついつい多く食べてしまいますが、食べ過ぎは良くないのをご存じですか?

  • レタスを食べ過ぎるとどうなる?
  • レタスを健康的に食べるには?
  • レタスの栄養や効能は?

についてご紹介いたします。

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レタスを食べ過ぎるとどうなる?

まず、レタスのほとんどは水分です。

95%が水分で、後は食物繊維と栄養素で出来ています。

そう、レタスを食べ過ぎると、お腹を壊してしまう可能性があるのです。

しかも、レタスは食べると胃腸などの内臓を冷やしてしまうので、食べ過ぎで消化不良を起こしてしまうことがあります。

良くダイエットなどで、「それしか食べない」系のダイエットがありますが、レタスは要注意です。

内臓が冷えると代謝も低下するため、脂肪が燃焼しづらくなります。

するとダイエットしても、痩せづらい体になってしまうのです。

せっかくレタスでお腹を膨らませてカロリーを抑えたのに、逆効果になってしまいます。

レタスでお腹がいっぱいで、他のものが食べられなくなり栄養が偏ることも…。

と、いう訳で、レタスを食べ過ぎるのは危険なのです。

レタスの一日の適量ですが、1日に2~3枚程度を目安に食べると良いでしょう。

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レタスを健康的に食べるには?

レタスを食べると内蔵を冷やしてしまいます。

レタスを食べても、体を冷やずに健康的に食べるには?

中華風に炒め物にすると良いです。

加熱すると、生で食べるよりも胃腸を冷やさないので、代謝を低下させる心配がなくとても安心です。

炒め物の際に、お肉の量を減らしてその分レタスでかさ増しする、といった方法でしたら、ダイエットにも効果的ですね。

中華料理ではレタスチャーハンやスープなどもありますよね。

外葉の硬いところを利用して、ロールキャベツならぬ、ロールレタスにしてみるとか、熱を加えたものを和えて、胡麻和えやマヨネーズ和えにするのも美味しそうです。

日本では生でレタスを食べることが多いですが、加熱すると約1/3にもかさが減り、食べやすくなります。

甘さも出てシャキシャキ感も残りますし、色も鮮やかな緑になりますので、料理の彩にもなります。

ぜひお試しください。

レタスの栄養や効能は?

レタスはほとんど水分と言いましたが、もちろん栄養素もあります。

レタス(可食部100gあたり)

  • 水分…95.9g
  • 食物繊維…1.1g
  • ベータカロテン…240ug
  • ビタミンE…0.3㎎
  • 葉酸…73ug
  • ビタミンC…5㎎
  • カリウム…200㎎

~日本食品標準成分表2020年版(八訂)より

効能ですが、

食物繊維は便秘改善に役立ちます。

便通が改善されることで新陳代謝もよくなり、脂肪が燃焼しやすくなるという効果もあります。

ベータカロテンは体内でビタミンAに変わります。皮膚や目の粘膜を丈夫にし、免疫力増加につながります。

ビタミンEはアンチエイジング効果があるほか、生活習慣病のリスクを下げてくれます。

葉酸は赤血球を増やす役割を持つ成分で、貧血などの予防に効果的です。

ビタミンCは風邪や肌荒れ予防に役立ちます。

カリウムはむくみ改善や高血圧を防ぐ役割があります。

レタスの乳状の液体「ラクチュコピクリン」カルシウムで、精神を安定させ、リラックス効果も期待できます。

と、まあ、いろんな効果があります!

このほかにも、「チオレドトキシン」という希少な成分もはいっており、炎症を抑える働きをします。

アトピー性皮膚炎や喘息の症状を改善するのに役立ちます。

先程の加熱調理で栄養素が壊されないか…が心配ですが、ベータカロテン、ビタミンEは油との相性が良く、炒め物など油と一緒に調理すると体に吸収されやすくなります。

ビタミンCやカリウムは加熱すると流出はしますが、流れた成分ごと煮汁やスープを飲んでしまえばすべて摂取できます。

ただ、ビタミンCは熱に弱いので、加熱は短時間で行ってくださいね。

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レタスの種類は?

レタスの種類はたくさんあり、多くは次の様に分けられます。

  • ヘッドレタス
  • リーフレタス
  • 立ちレタス
  • カッティングレタス

です。

ヘッドレタスはクリスプヘッド型とバターヘッド型があり、日本でよくレタスと呼ばれているものはクリスプヘッド型になります。

バターヘッド型は日本では一般的にサラダ菜の名称で通っているものであり、結球がゆるいのが特徴です。

リーフレタスは非結球(丸くない)レタスで、サニーレタスがこちらにあたります。

立ちレタスはロメインレタスに代表されるもので、白菜の様に丈の高い結球になります。

カッティングレタスはリーフレタスの中に分類上含まれますが、実は奈良時代に中国から日本に導入されていた、なじみの深いレタス(チシャ)です。

日本ではカキヂシャと呼ばれていました。

戦後は消費量が大幅に減ったため、あまり見かけなくなりましたが、以前はおひたしや味噌和えとして消費されてきました。

最近、韓国料理がブームとなり韓国の様に焼き肉をサンチェ(カキヂシャの一種)に包んで食べる方法が普及したため、再び食べられるようになってきました。

まとめ

レタスを食べ過ぎるとどうなる?健康的に摂取する方法!についてはご参考になったでしょうか。

もともとレタスは夏の野菜。

体を冷やす効果があるので、食べ過ぎには注意です。

ちなみにレタスよりも、ゴボウやグリーンピースの方が食物繊維は多いです。

よく広告などで「レタス〇個分の食物繊維!」というのは…実は特に多い量ではありません。

レタスの大きさにごまかされないでくださいね。

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