冬の定番はこたつにみかんですね!
みかんは包丁を使わなくても手軽に皮を剥いて食べる事が出来ます。
でもついついパクパクと食べてしまいます。
気が付いたら「みかんの皮」の山が出来ていた…なんていう事、ありませんか?
スナック菓子などをそれだけ食べると「太るかも…」そんな心配をしますが、何故かみかんはあまり気にしませんね。
何となくヘルシーな感じがする為、特別気にしなくても大丈夫だと思ってしまう所があります。
ですが、みかんを食べ過ぎると太る?
1個のカロリーや糖質はどれくらい?
そこで、知っていそうで気にしていなかったみかんのカロリーや糖質と栄養についてまとめてみました。
みかん1個のカロリーや糖質は?
気になるみかんのカロリーは、可食部のみで袋を食べない場合100g45kcal、ふくろを食べる場合は46kcalです。
みかん1個のカロリーを大きさ別にわかりやすく表にすると
大きさ | グラム | 可食部 | 可食部kcal |
---|---|---|---|
S | 80g | 64g | 29kcal |
M | 120g | 96g | 43kcal |
L | 150g | 120g | 54kcal |
2L | 180g | 144g | 65kcal |
※みかんの大きさの数字は、あくまでも目安です。
※みかん1個の中で食べる部分(可食部)は80%で計算。
みかんのM1個で43kcal、大きい2Lでも65kcalですから、かなり低カロリーですね。
もちろん個数が増えればその分カロリーが増えますので注意して下さい。
ポテトチップスは、100gで554kcalですので、みかんは、低カロリーの食べ物と言うことになりますね。
また、みかんのカロリーは、100g中で45kcalで糖質が11gです。
ちなみに、バナナのカロリーは、100g中で86kcalで糖質が、21.4gです。
バナナと比べるとみかんは、カロリーも糖質も少ないですね。
みかんの栄養は?
みかんは、低カロリーですが、栄養はたっぷり含まれています。
美容と健康に良いとされるビタミンCとレチノール当量(ビタミンA)が多く含まれています。
ビタミンB1 や葉酸、ビタミンE、カリウムなどのミネラル、クエン酸、ポリフェノールの一種のフラボノイド化合物であるヘスペリジンも含まれています。
その他、βカロテン、抗酸化成分のβクリプトキサンチン、消化酵素の働きを助けて脂肪の吸収を防いでくれるペクチンなど、ダイエットや生活習慣病予防に役立つ抗酸化作用を持つ栄養分も豊富です。
成人は1日100㎎のビタミンCが必要です。
みかんには100gに32㎎のビタミンCが含まれています。
ですので、大きめのみかんを3個食べればビタミンCの量はほぼクリアになります。
ビタミンCは過剰に摂取すると身体の外に排出されますから、摂り過ぎる心配はあまりありません。
更に、酸味成分、苦味成分やリラックス効果のある香り成分のリモネンは、交感神経を刺激して肥満予防にもなります。
手軽に食べる事の出来るみかんは、冬の果物の優等生なんです。
みかんは太る?
思ったよりカロリーの低いみかんですから、食べ過ぎなければ太るという心配はないです。
もちろん、食べ過ぎれば太ります。
どんなに低カロリーのものでも、食べ過ぎは良くありませんね。
食事の前にみかんを1個食べるというみかんダイエット法もあるほどですから、適量を守れば私たちの身体を守ってくれる強い味方になってくれます。
食前にみかんを1個ゆっくり食べると、みかんの持つ水分で空腹感を感じなくなります。
また、袋ごと食べると、袋部分に含まれる食物繊維が、その後の食事による血糖値の急上昇を抑えたり脂肪分などを吸収しにくくするのです。
そのため、みかんに含まれる他の栄養分のパワーと共に肥満からガードしてくれる効果が期待できるのです。
ちょっとお腹が空いたな…そんな時、お菓子を食べる代わりにみかんを食べましょう。
カロリーが低いうえにたくさんの効果を含んでいますから、「おやつにみかん」はおススメです。
食生活推進協議会も1日に果物を200g摂取することを推奨しています。
「みかん」なら1日に2~3個。
わざわざ包丁を用意しなくても手軽に食べる事の出来るみかんは、冬の季節の風邪防止にも力を発揮してくれるでしょう。
みかんの上手な食べ方と注意点
以上のように、みかんは上手に食べるとダイエットにも効果が期待できる果物です。
ポイントはお菓子の代わりにみかん、食事の前にみかん、です。
バターケーキ(カロリー100g中443kcal)と比較すると、そのカロリーは何んと約10分の1。
気になる糖質も、ご飯100gあたり36gなのに対し、みかんは100gあたり11gと低く、食物繊維も豊富ですから安心して食べる事が出来ます。
また、みかんに含まれるβ‐クリプトキサンチンはカルシウムの吸収を高めるので、カルシウムの多い食品と一緒に食べるといいですね。
気になって取り除いてしまう方も多いかもしれない筋や袋。
その筋や袋には、健康の要である腸内環境を整える為になくてはならない食物繊維が豊富に含まれています。
白い筋には、果肉の40倍のヘスペリジンが含まれていて、毛細血管を強くし冷え性改善し、免疫力まで上げるてくれます。
ですから、みかんを食べる時は筋や袋も一緒に食べるようにして下さい。
筋や袋を一緒に食べる事で中味だけを食べる時よりも良く噛むようになります。
しっかり噛む事でより満腹感を得る事にも繋がるでしょう。
ただし、消化の良い食べ物というわけにはいきません。
あまりたくさん食べるとお腹を壊してしまう危険性もありますから、やはり適量を守る事は大切ですね。
みかんを食べ過ぎて手が黄色くなった…そんな経験をお持ちの方も多いかと思います。
これはみかんに含まれる黄色い色素であるβカロテンの仕業です。
βカロテンは、摂り過ぎると血中のβカロテン濃度が高くなり手のひらなどに色素沈着してしまう為、手が黄色く見えるのです。
しばらくすると治りますからだいじょうぶですよ。
まとめ
みかんの1個のカロリーと糖質?食べ過ぎると太るって本当?!については、ご参考になったでしょうか。
少しまとめると
みかんの大きさ別のカロリー
- S➡29kcal
- M➡43kcal
- L➡54kcal
- 2L➡65kcal
みかんの100g中の糖質が11gです。
バナナの糖質が21.4gですので、バナナと比べると低いですね。
みかんを食べ過ぎると太ります。
ですが、単純にカロリーを比較してみるとポテチ100gのカロリーが、554kcal。
ポテチ100gのカロリーに相当するみかんの量はMを10個位と言うことになります。
ですので、食べ過ぎることはなさそうですね。
こたつに入ってみかんを食べながらテレビを見る様子は、何となくほっこりと、心が和む日本の冬の風景という感じがしませんか?
こたつは無くても暖かい部屋で家族そろってみかんを食べながらいろいろ話をする…きっと楽しいひと時が過ごせると思います。
小腹が空いたら、ポテチよりもみかんがおすすめです。
たっぷりのビタミンCで健康にもつながりますよ!
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